ターミナルを多重化するツールであるtmuxの設定ついてメモ。
tmuxを使わないとSSH接続が切れたら最初から作業を行わなければ
ならなかったりするのでこれがないと不便
接続が切れてもバックグラウンドで動作したままにできるので
ログインし直すと再開できたり作業を中断して作業を作業再開が簡単に
できるようになる。
tmuxをインストール
Homebrewから行うのが簡単なのでHomebrewでインストール
1.bash
デタッチ・アタッチ
tmuxはターミナルを閉じずに作業を中断できることがメリット
バックグランドで動かしたままターミナルから抜けることをデタッチ、
逆にバックグランドで動かしていたターミナルを開き直すことをアタッチ
と言う。
tmuxを実行(tmuxの疑似ターミナルが起動する)
1.bash
tmuxコマンドを実行後はアタッチした状態。
テストするため、好きなコマンドを入力し、その後、Ctrl bを押してからdを押して
デタッチする。
tmux
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| $ echo "test"
test
$
|
デタッチ後、元のターミナルに戻るのでここでtmux attachと入力する。
このコマンドは直近にデタッチしたターミナルにアタッチするコマンド。
1.bash
アタッチすると先程テスト入力したコマンドがそのまま残っている
tmux
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| $
$ echo "test"
test
$
|
tmuxの見た目をカスタマイズ
ホームディレクトリに.tmux.confを作成
1.bash
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| $ cd ~
$ touch .tmux.conf
|
.tmux.confファイルを編集
.tmux.confの内容
.tmux.conf
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# ウィンドウの振る舞い #
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## ウィンドウ番号1から開始する
set-option -g base-index 1
# マウスでスクロールできるようにする
set-window-option -g mode-mouse on
# これを有効にすると、MacでCommand+Cなどができなくなるが、
# Optionを押しながら範囲選択すると、コピーできる。
# ウィンドウ(タブ)を閉じた時、ウインドウ番号を付番をしなおす
set-option -g renumber-windows on
# ------------------- #
# ステータスバーの見た目 #
# ------------------- #
# 色コード: http://www.calmar.ws/vim/256-xterm-24bit-rgb-color-chart.html
# 256色サポート
set-option -g default-terminal "xterm"
# ステータスバーの色
set -g status-fg colour253
set -g status-bg colour237
# 非アクティブなウィンドウの色
set-window-option -g window-status-fg default
set-window-option -g window-status-bg default
# アクティブなウィンドウの色
set-window-option -g window-status-current-fg colour16
set-window-option -g window-status-current-bg colour178
# ステータスバーの位置
set-option -g status-position bottom
# ステータスバー左隅に出すもの
set -g status-left '#[fg=colour32, bold]#S'
# ステータスバー右隅に出すもの
set -g status-right ''
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tmuxで覚えておくべきキーバインド
Ctr b d:デタッチする
Ctr b c:新しいWindowを作成
Ctr b n:次のWindowへ移動
Ctr b p:前のWindowwへ移動
Ctr b ,:Windowsに名前をつける
Ctr b %:Windowを左右のPaneに分割
Ctr b ":Windowを上下のPaneに分割
Ctr b o:Pane間を移動
Ctr b ?:ヘルプを表示